カードローンきゃっするの効率の良い返済方法は?任意整理で減額は可能か
カードローンきゃっするは債務整理が可能で、金利の引き下げや返済条件の見直しができます。ただし、信用金庫のカードローンは保証会社が付いているため、通常の消費者金融とは異なる手続きが必要です。任意整理を検討する前に、現在の返済状況や他の借入の有無を確認し、最適な返済方法を選択することが重要です。
信金カードローン(きゃっする)の任意整理は可能なのか
「きゃっする」の返済方法でお悩みの方に朗報です。このカードローンは任意整理による債務整理が可能です。ただし、通常の消費者金融との任意整理とは少し異なる手続きになります。
信用金庫のカードローンは、必ず保証会社が付いているという特徴があり、これが任意整理の進め方に大きく影響します。重要なのは、この保証の仕組みを理解することで、より効果的な任意整理が可能になるということです。
実際の交渉先は保証会社
「きゃっする」の任意整理で特に重要なのは、実際の交渉相手が信用金庫ではなく保証会社になるという点です。「きゃっする」の場合、信金ギャランティ株式会社が保証会社となっています。
任意整理を開始すると、まず保証会社が信用金庫に代位弁済(借入金を立て替えて支払うこと)を行います。これにより、債権は信用金庫から保証会社に移り、以降の交渉は保証会社と行うことになります。
- 弁護士から信用金庫へ任意整理の受任通知を送付
- 保証会社(信金ギャランティ)が代位弁済を実施
- 債権が保証会社に移転
- 保証会社と減額交渉を開始
この仕組みは、ほとんどの銀行・信用金庫のカードローンに共通する特徴です。
任意整理で減額できる可能性がある
任意整理を行うことで、返済額の減額が期待できます。保証会社との交渉では、以下のような条件での合意を目指すことができます。
- 金利をゼロもしくは大幅に引き下げ
- 元金の一部減額
- 無理のない返済期間の設定
- 毎月の返済額の調整
ただし、重要な注意点として、任意整理を始める前に口座の取り扱いについて準備が必要です。
特に注意すべき点
- 給与振込口座として利用している場合は、事前に振込先の変更を検討
- 預金がある場合は、相殺を避けるために事前に引き出しを検討
任意整理で返済額をどれくらい減額できるのか
項目 | 任意整理前 | 任意整理後 |
---|---|---|
金利 | 信金所定の金利 | 0%〜年3%程度まで低減 |
元金 | 借入残高全額 | 元金の減額はなし |
毎月 返済額 | 残高に応じて変動(最大6万円) | 収入に応じて調整可能 |
例えば、500万円借入がある場合の返済額は最大で月6万円ですが、任意整理により金利をゼロにできれば、トータル的な負担軽減が可能です。ただし、任意整理をした場合の支払い分割回数の相場は36回〜60回です。任意整理することで毎月の返済額が上がってしまう場合もあるので任意整理することが一概に良いとは言えません。
\ まずはどれくらい減らせるか確認 /
きゃっするを任意整理した方が良い人、しない方が良い人
任意整理した方が良い人
任意整理した方が良い人は、きゃっするに加えて消費者金融やクレジットカードなど、複数の借入を抱えており、毎月の返済総額が手取り収入の3分の1を超えているような状態の人です。
特に高金利の借入が複数あり、返済が遅れがちになっている場合は、任意整理によって金利を大幅に減額できる可能性が高いでしょう。また、給与が減少したり、病気などで収入が不安定になり、これまでの返済額を維持できなくなった人も、任意整理で返済条件を見直すことで、生活の立て直しが図れる可能性があります。
現在の収入では返済が難しい状態が続いている場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。
- 相談件数月間10,000件以上
- 家族や会社にバレずに相談〜手続き
- 相談は何度でも無料
- 依頼する場合は分割でもOK
\ 匿名でも相談OK /
任意整理をしない方がいい人
任意整理をしない方が良い人は、きゃっするの借入のみで他の借入がなく、残高スライド返済で無理なく返済できている人は、任意整理をする必要はありません。
なぜなら、信用金庫のカードローンは消費者金融と比べて金利が低く設定されており、任意整理による金利の減額効果が限定的だからです。
また、毎月の返済額が収入に対して適正で延滞もなく、将来的な収入も安定している場合は、現状の返済を継続する方が賢明です。